会合

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     秋のイベントの為の打ち合わせ。


    現状に甘んじず、常に向上心を持つ仲間。
    インストラクターの知識・技術習得にもゴールは無い

    常に「ほんとに?」という気持ちを持って 物事の理解を図り
    迷った時には 仲間と話しあう。

    仲間内の“流派”的な事にならない為にも、外部からも情報はどんどん入手し
    感情的・主観的になって循環論なんて不毛な討論は避け、
     学術的・科学的な思考を持つ。


    なかなか脳みそがついていかないけど、コツコツと積み重ねていきたいと思います。


    動物病院でもコミュニケーション

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      動物看護学生さんに「犬のコミュニケーション〜犬の意思伝達方法を理解する」の講義をさせていただいて、そのレポートへのコメントを書く作業を終えました。
       

      すでに病院で実習を開始している生徒たちなので、病院に来る犬たちの様子や看護師の対応などをイメージしながら、私の話を聞いてくれていたようです

      講義中には、実際に怖がっている犬へのアプローチ(相手を怖がらせるアプローチと優しいアプローチ)の違いで犬の反応も変わることが分かる動画も観てもらいました。
      どちらの振る舞いも、必要時間は大きく変わりません。
      ほんの少しの体の向きやスピードなどに気を配るだけで、その違いを犬は感じ取ってくれるわけです。
      実際、先生や看護師の動作によって自分の犬の受け入れ方が変わります。
      診察や保定をスムーズに行う人は、振る舞いが違いますね。

      また、怖がっている犬が唸る・噛むなどの行動に出るまでに、小さなサインで伝えてきていること、それが伝わらないからもっと強い行動をとらざるを得ないこと、噛む行動を経験することの影響などなど お話しました。

      病院は犬にとって怖い事をする場所で、時間も限られています。
      犬のコミュニケーション方法を正しく理解し、犬にやさしい振る舞いをする事で、診療がスムーズに行われ、また来院するたびに攻撃的になっていく・・・という事態も防げると考えます。


      犬の誤飲と気質との関係性の解析

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        C-barqという犬の行動解析システムにより、
        犬の誤飲と気質との関係性が解析されました。
        飼い主様から寄せられたアンケートをもとに、
        犬種や気質が誤飲発生に関連しているのかを調べたそうです。

        その結果、

        ・レトリーバーグループ、ワーキング、サイトハウンドグループに
         高い誤飲傾向がある。

        ・避妊去勢している犬の方が誤飲発生率が高い。

        ・愛着行動が高い犬、追跡能力の高い犬は誤飲発生率が高い。

        ・興奮性の高い犬も誤飲の可能性が高い傾向がある。

        と解析されました。

        以下、麻布大学の菊水健史先生と
        アニコムホールディングスの川原井麻子さんの
        調査報告を抜粋いたします。

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        このことから、誤飲の発生率を決める要因は
        犬の愛着行動に関与することが明らかになりました。
        考察しますと、誤飲しそうになると犬が飼い主さんから声をかけてもらう、
        あるいはみてもらえる、という注意がむけられます。
        これが報酬効果をもち、犬が次第に誤飲に関係する行動をよりとりやすくなる、
        ということが考えられます。つまり、誤飲発生の一要因として、
        飼い主さんからの注意を得るために犬が起こしている行動だとわかりました。
        追跡能力に関しては獲物を捉える、という行動と関連すること、
        興奮性が高い場合は、興奮しながらつい飲み込んでしまう可能性があること、
        が考えられました。

        みなさまにご協力いただきました結果から、驚くべきことに、
        愛着行動が誤飲発生の強い要因になっていることがわかりました。
        このことは、
        1)犬は飼い主からの注意を要求するために誤飲などの危険な行動を起こしていること
        2)飼い主が適切な注意の向け方をすることで、誤飲発生を低下させられること
        が考えられます。

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        何かをくわえた時、あわてて大騒ぎで取り返そうとすると、
        取られまいとして逃げたり、唸って守ったり、
        小さなものなら飲み込んでしまう可能性が高くなります。

        そのあわてて取り返そうとすることが、
        普段あまりかまわれていない犬にとっては、
        飼い主さんからの注目という嬉しい報酬となってしまうのですね。

        そうならないためには、
        合図でくわえているものを放す練習をしっかりやって、
        飼い主さん自身が、
        犬が何かをくわえてもあわてずにいられるようにしておいたり、
        普段から、おりこうさんにしている時ほど、
        きちんと注目して、報酬をあたえることが大切ですね。


        脳の快楽と行動

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          ”一度活性化したドーパミン作動性神経細胞へのシナプス伝達が上昇し増強され、その報酬にかかわる行動が強化され、”常習化”する。”

          自然界に存在する報酬制の刺激、社会的接触など脳内報酬系神経回路の活性化を引き起こす
          (菊水健史)

          常習化してしまってから、修正することは難しい。
          キーワード:無誤弁別訓練


          しつけにフードは必要か

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             フードを使うか使わないかが問題ではないですねー

            教え側が、今目の前に居る犬に何を伝えようとしているか?
            行動形成?馴化?条件付け?・・・

            その犬にとって今報酬となるものは何か?
            何のために犬が行動を起こそうとするのか?
            本能のうちの何をベースとして行動を起こすのか?
            モチベーションとなるものが必要な状況か?

            全〜部、自分が何をしようとしていて、犬がどんな状況にあるのかを
            把握して、見極めていこう!



            意識と無意識

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               犬に何かを教えようとしているとき、
              ホントに この子、理解しているのか?(関連学習ができているのか?)
              を疑うことが必要だと感じます。

              「意識して行動を選択していない」=無意識=反射=感情的

              うれしい事(物・人)が目の前にあるとき、うれしくて、または期待して興奮する
              嫌な事(物・人)が目の前にあるとき、反射的に吠えたり噛む。
              など。

              意識して行動をチョイスできるような環境設定を行い、、
              最初は短い経験(短期記憶)を繰り返し、
              そして、
              その行動の選択の根拠を持たせる。(経験&学習)


              興奮とストレス

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                 愛犬が興奮して元気に走っている姿は、微笑ましい場合もありますが、

                興奮にはストレスが伴います。

                そのストレスが何からくるものか、放置して良いのか、ストレスの度合いを見計らって対応する必要があります。

                その場所は始めてなのか?
                その場所にほかの緊張した犬がいるのか?もしくはいたのか(残臭あり)?
                相手とはどの程度の知り合いなのか?
                去勢していないのか?
                相手のシグナルを尊重しながら遊んでいるのか?

                興奮はストレス度合いによって ケンカに発展します。
                興奮=ハッピーではない。



                犬の背中の毛が逆立つ理由

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                   なぜ毛が逆立つのか 知っていることでも記述せよといわれると難しいですね。

                  「びっくりする(good or bad) とか ”fight or flight”などの状況でアドレナリンがリリースされ、血流の迅速な変化が毛穴に影響を与え毛が立つ」
                  わけで、心と身体が相互に関係し一体化して現れています。

                  現在私が奮闘中の イギリスの通信講座 Compass の「Canine Communication」にでてくる質問の一つを紹介します。
                  Q.「心身相関」の定義を述べ、解説せよ。

                  答え方は、自分が調べた答えを記載して、その引用先を明確に記載しなくてはいけません。
                  もし答えを知っていても、その自分の答えをバックアップする記事を見つけ出して記載することが求められています。
                  Compassから受け取っているテキストに、答えは載っていません。
                  チョー面倒です。
                  たくさんの記事や文献を読んでいるうちに 奥深く知ることがたくさんあります。

                  テキストを勉強して その中に書いてあることを答えれば「認定証」がもらえる安易なシステムとは大違いです。

                  犬の行動について「知っている」を「理解している」にするために その知っていることを追及する重要さを感じています。

                  マズローの要求段階説

                  0
                    マズロー博士が、要求を5段階の階層で理論化した自己実現理論。
                     
                    1. 生理的欲求(physiological need)
                    2. 安全の欲求(safety need)(
                    3. 所属と愛の欲求(social need/love and belonging)
                    4. 承認の欲求(esteem)
                    5. 自己実現の欲求(self actualization

                     

                    極端な環境変化や生命の危機を感じる状況に立たされた犬は、生命維持のための食事・睡眠・排泄等の本能的・根源的な「生理的欲求」が一番の動機となる。
                    この要求が満たされると次の「安全の要求」を得ようとする。
                    一緒に居る人や犬は安全か?そしてどの程度まで安全か?と順を追って確認できたら、次にどの程度自己主張が通るか?の確認になる。
                    初めての場所では大人しく生活していても、数ヵ月後に行動が強くなるのはこの安全確認段階が終了して、自己主張の時期に入った言える。

                    現在 保護中の犬が、今日始めてエサが欲しくて足を私の体にかけてきた。
                    飼い主の居ない状態で1年半を過ごしたのち、保護されてから2ヶ月が経過。
                    やっと意思を伝えてくるまでになった。

                    この階層を知っていれば、
                    ペットショップで触ったときは 静かな犬だったのに、家に来てから1週間後には暴れ、甘噛みをし、吠えて要求を伝える犬になった。
                    とか、
                    里親として保護犬を受け取ったが、数ヵ月後に問題行動が目に付くようになってきた、
                    という態度の変化が なぜ起きるかが納得できる。

                    また、新奇の場所でおびえている犬に、犬本人が最低限の安全の確認ができるまで時間をかけてあげることが必要。 


                    What is your dog thinking?

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                      人からハンドシグナルを出されたときに、犬の脳なにがどう反応しているかMRIで確認するという研究の発表が出ていました。


                      実験の内容は 
                      ホットドッグがもらえるという ハンドサインと もらえないハンドサイン を事前に教えておいて
                      どちらのサインを見たときに犬の脳が活性化しているか。

                      結果は、ホットドッグがもらえるサインを見たときに、脳の反応が見られた。
                      それは、犬の報酬システムにダイレクトに働きかけているといえるであろう。
                      ということ、。

                      犬をMRIで検査中は 沈静剤や麻酔などを使っていない。
                      機械の音を遮断するためのヘッドホーンの装着に慣れ、
                      自ら喜んでMRIのスキャナーに入り、
                      検査中は あご乗せ台にあごを乗せて 全く動かない
                      という練習を重ねてきたらしい。

                      犬に対しても 実験心理学が進んでいるのですねー。
                      数十年先には、犬が何をどのくらい理解しているのかもっと知ることができるようになっていそう。

                      (実験心理学とは、研究手法に基づく分類で、思考や偶発的観察ではなく、実験的方法によって得られた事実に基づく心理学。)

                      参照 : Science Daily.com (2012/05/04)

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